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MIMOZA note

八丈島を拠点に暮らす。手芸と旅行と子育てと。働き方。暮らし方。身体のこと。

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八丈島の素敵な人:鯨森惣七さん

八丈島に来て、ある男性がひそかに気になっていました。


夏頃、私が町中のフリースペースでパソコンを使っていたら、隣の席に座っていた方。年齢60~70歳くらい。
何気なく机を上のものをチラ見したら、手描きの絵があったんです。
それを見ながら何か作業している感じから、「画家さんなのかな?」と思いました。
服装も、ラフなんだけどどことなくおしゃれで、芸術系のお仕事かなという雰囲気。




私は絵とかデザインを仕事にしている人を見ると、ついつい興味をもってしまうんです。


絵本作家さんかな?
挿し絵かな?
どんな作品があるのかな?
アトリエはどんなかな?



小さい頃に、父の仕事についていろんな画家の方にお会いしたり、個展を見に行ったからかもしれない。
芸術分野で仕事をする人の大変さもわかるから、尊敬もするし憧れもあります。


だから「どんなお仕事ですか?」とすぐ話しかけたかったけど、勇気も出ずにその時は過ぎました。
その時は島の方かどうかもわからなかった。





その後も、1ヶ月に1回は見かけるようになりました。
スーパーやどこかの駐車場。
カフェ。町役場。

その度に「あ、絵のおじさんだ」と心の中で思いましたが、急に話しかけるのもなぁ…と思っていました。でも気になる存在。





そしたら昨日、カフェでたまたまお会いしたのです!
子どもと公園で遊んだ後、近くのカフェに入りました。
たまたま私が座ったテーブル席の隣で、パソコンを広げていたんです。
話しかけたいけど、作業中だし悪いよな~と思って、ただ子どもとおやつを食べていました。


すると急にカフェが混んできて、子どもと2人でテーブル席を占拠しているのは悪いな~という感じに。
で、絵のおじさんをふと見ると、やっぱり一人でテーブル席を使っているのは悪いし移動しようかなぁ…という雰囲気。


私がカウンター席に移動しようとした時、「こちらにどうですか?」と相席を提案してくれたんです!


これはお近づきになるチャンス(笑)
はい!もちろんです!
とばかりに、同じテーブルに座らせてもらいました。


「以前お見かけした時、絵を持っていらしたと思うのですが、絵のお仕事をされているんですか?」と切り出すと、カフェに置いてあった本を差して「これは私の作品ですよ」と教えてくれました。



鯨森惣七さんという画家さん


元々、北海道出身だという鯨森さん。


八丈島は若い頃にダイビングをしに来て知ったのだとか。
こちらに住んで6年くらいだそうです。


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こちらの絵本は、専門学校で講義した時に学生たちに配ったものだそう。



文章は手書きの文字で味がある。
絵は絵の具だけじゃなくペンも使っているのかな。

絵本というか、大人向け絵本という感じだし結構長編です。
「読んだら泣いちゃうよ」と言って笑う鯨森さん。


早速、図書館に寄って借りて帰りました(八丈島の図書館にあります)。



絵のタッチが全体的に明るい印象。
なんとなくスペインを思わせる色使いだと思うのは私だけかな?
大きな額縁で部屋に飾りたい絵ばかりなんです。


本の後ろに、これまでの経歴が載っていましたが、作品だけじゃなく生き方が面白い方だなと思います。
調べたら出てきた。



嬉野雅道連載企画「ぺのおじさん 鯨森惣七のダラララーな日々」


年明け早々、素敵な出会いがあってワクワクしますね!