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MIMOZA note

八丈島を拠点に暮らす。手芸と旅行と子育てと。働き方。暮らし方。身体のこと。

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脱ステロイドは仕事(学校)休まないとできない

アトピーの人が使う薬がステロイド。


でも使い続けたい!って思ってる人は一人もいないと思う。
副作用があるっていうし辞めたい。
塗らないで済むなら、もちろんその方がいい。



でもステロイドを使い続けた人が使用を辞めると、必ずリバウンドするんですよ。症状が酷くなる。(ステロイドをやめるのを「脱ステロイド」、それで症状がひどくなるのを「ステロイド離脱症状」といいます)



正しく表現するなら、今までステロイドで抑えてた症状が出る、ということなので、悪化してる訳じゃないんです。むしろ塗ってる期間が異常だっただけで、ステロイド辞めると本来の姿が露呈します。


それも含めて、本当の意味でお肌を綺麗にしたいなら、全部出しきらないといけないんです。ステロイド使用期間に隠してた症状+アトピーの原因を取り除かない限り、アトピーは治りません。




最低1ヶ月はかかる

去年、八丈島に来て数ヶ月後、アトピーがいきなり酷くなりました。最初ステロイド使ってて、よくならなかったから根本治療に踏み切った。



その時は3週間くらいかかりました。
人とも会わず、用事も入れず、ただ治すことに集中したんです。


でもそれって、一緒に暮らす家族の理解と、自由に使える時間があったからできたこと。一日中、働きもせず(動かすと皮膚が割れて痛かったから、家事もごく最低限)寝てばっかりを3週間もしたんです。


外出もしませんでした。
お化粧できなかったし、動かすと痛い。

夜は布団に肌が当たるとかゆいのでほとんど眠れない。おかげでずっとだるくて日中も昼寝ばかり(日中はなぜか眠れるという不思議。笑)


人にも会いたくなかったので暗かったです。特に八丈島って狭いので、外出すると誰かしらに会っちゃう。会うと「どーしたの!?」って言われそうだから、出かけない。

外に出ないと気分も落ち込みますね。それじゃマズイと思って、暗くなってから一人で少し散歩したりはしました。人と会わないんでお金は使いませんでしたけど(笑)


ちなみに3週間、というのはかなり短い方です(前年に1回治ってるからそれほどかからなかった)。【脱ステロイド】で検索すると、1年くらいかかるのが普通ということがわかります。最低でも1ヶ月、長い方は1〜2年(でも5年とかかかる人はいないので、終わりはありますが)。



こんなの仕事してたらできないです。

自分に向き合うことも、毒素を排出することも。とにかく肌は、一旦すごい状態になるので、職場の人がびっくりするでしょう。特に女性の場合、お化粧はできないし荒れた肌を見せるのは本当に辛いことだと思う。働いてたり、毎日学校に通うなんて状態ではとてもできっこないです。



私の場合、子どもが産まれることで根本的に治すタイミングがきました。育休を取ったので、働かないで家にいる時間ができた。今までおろそかにしていた身体に関することを、学び考える時間ができたんです。子どももアトピーっぽかった、っていうきっかけもありますが。

だから子どもにはとても感謝しています。




なにより夫がとても理解してくれました。
というか「治る」と言ってくれたのは夫です(私は治らないものだと思っていた)。

東洋医学系の勉強を独学でしていたから、「これがいいんじゃない」「こうなんじゃない?」ということを言ってくれました。
私がステロイドを離脱している間は、私が一日中ぐうたらしていても責めなかった。料理もしてくれたし、外に出れない私の分まで子どもと遊んでくれた。

逆の立場だったら、私、できるかな?と思います(笑)

食べないようにしているものもあったし、お風呂に薬草を入れるし、そういったことって家族が応援・協力してくれないと絶対にできません。
そこも脱ステロイドがつまずく要因かなと思います。



いつ治すか、いつステロイドをやめるか

人それぞれ、決着をつけるタイミングがあるのでしょう。

私も結婚するまで治すことは後回しだったし、子どもが産まれて急に重要性が高まりました。きっかけとなるできごとや思いがあるはずです。
気持ちの面でも、「皮膚科通いもう辞めたい」「いつまでも薬に頼ってちゃダメだ」って本当に思わない限り、優先度は高くないですよね。

でも、治すことの優先順位がすごく高いなら、今持っている仕事や学校を休んで(もしくは辞めて)いろいろ見直す時期なのかもしれません。
それだけの価値はあると思います。



追記:夫side(夫から見た私の脱ステロイド期。)

そういえば自分が「治すこと考えた方がいい」と言ったときに、「治るものと考えたことがなかった」と言われたのが印象的だったなあ。「いいときと悪いときがある」ならば、回復の可能性はある気がして、ステロイドは今自分の状態が良いのか悪いのかよくわかんなくなってしまうのが一番の欠点だと思う(副作用もあるだろうが)。

治るときは良くなったり悪くなったりが繰り返して、その波の幅が段々と小さくなる感じがした。「なに!悪くなった!」ってときが必ずあって結構揺さぶられる。そこで結果的にはアトピーは「薬」ではなく「観察力」「時間」「安心」が治すのだと思った。

観察力

1日単位の症状に気を取られず、ある程度の期間を単位(最低1週間くらいかな?人にもよりそう)に、波(上向きなのか、下向きなのか)を観察していく。観察力というか、「こうするとこうなっていくな、フムフム」という好奇心というか。


時間

忙しい(「"何か"と交換する前の時間」が少ない状態)と十分に自分と向き合うことができないし、悪くなったときに「いや、これは好転反応だろう」とか「もう少し様子見だな」とかなかなか思えない。ムーミン一家並みに、やってもやらなくてもいいことしかやることない状況が望ましいけども、老若男女問わずこれが一番難しそうだ。(幸せって何だろうという話に・・・)


安心

そして、自分がやっていることに対して「これでいいんだ」という安心感があってこそ持続できる。そのためには、家族のサポートはもちろんだけど、「かゆくてどうしようもない!!」と相談できて、指針を一緒に考えてくれる専門家がいるといいよね。


以上、外野(夫)の感想。
一番大事な「時間」を作るのは勇気と度胸かなぁ・・・やらなきゃ!を捨てる。チャランポランの人こそ勝つね。