一斉授業にはかなり限界があると思う。
個人の関心が違うから。個人の持つテーマが違うから。
学びへの動機が各個人で同じでないから。
でも良いところも多分ある。
同じ話を聞いてどう感じたか、見える情景はきっと違うから、「あ、そういう見方もできるのね」って気付ける点。
協働することで新しい視点ができるし、その作業は個人の学びを加速させると思う。
ここでいうメリットのある一斉授業って、意見交換とか発表ありきの話。だとしたら、どんな発言でも認められる空気が必要。
以前、ちょっとお手伝いに行っていた【TAMAサドベリースクール さくらんぼ学園】のしーもんさんが、魔法の質問っていうのをやっていて、そこで必ず言うのが
「どんな答えも正解です。答えがないのも正解です。」
っていう言葉。それで救われる子どもは多いんじゃないかな。大人の私ですらホッとしたもん。
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一斉授業=教師が一方的に知識を教える授業、っていうイメージをそろそろなくすべきかもしれない。
一斉授業=グループワーク、ってイメージの方がきっと近い。