先日、キッチンに塗ったターナーミルクペイントが余りました。
何か他にも塗るものはないか。ってか塗りたい。
手頃な小物を探していたら、お義母さんがいくつか額縁を処分すると言うのでいただきました。写真を撮るのを忘れたけど、特に変哲もない茶色い木材の額縁。これといった装飾もなくシンプルなものです。100均かもしれないしそうじゃないかもしれない感じ。
どちらにせよ、キッチンをハニーマスタード色に塗ったわけだから、額縁を同じ色に塗ったら統一感もでていいんじゃないか?と思い、サクッと塗ってみました。お義母さんは処分するようだけど、インテリアに合えばまた飾ってもらえばいいし、要らないなら私がもらって娘の絵でも飾ればいいや〜くらいの気持ちです。
適当に塗っても小物なので5分。
30分くらい乾かして2度塗り。
これだけでも、元の茶色い額縁より可愛くなりました。
でも私は思いついてしまった。確かミルクペイントシリーズにはアンティーク調にするペイント材があったはず。
これ使ってみたい!!!
早速ホームセンターで購入し、先ほどイエローに塗った額縁に塗ってみることに。
できたのがこちら▼
いいじゃん!!!!
これ、パリの蚤の市とかに売ってるやつだよ(多分)!!
普通に雰囲気出る!!素晴らしい!!って言うか楽しい!
塗り方のコツ
本体には次のように書いてあります。
アンティーク感を出したい部分に、刷毛などで塗りつけた後にふき取ります。かすれるように塗るとアンティーク感がより出ます。
なるほど。でも、塗ってふき取るというで果たしてアンティークになるのか理解し難かったので、かすれるように塗ってみることに。
乾いた筆にちょこっとだけアンティークメディウムをとり(本当にちょっとだけ。蓋に付いてるやつ少量でいい)、要らない紙の上に乗せます。
それを、適当に紙に塗りつけまくって、刷毛がバサバサになるくらいまで落とします。もう刷毛にインク付いてないじゃん!!ってくらい落とします。
ほとんどインクが付いていない状態で、ランダムに塗っていきます。うっすら掠れるようにインクがつくはずです。
ポイントは
- 出っ張ったところや角を重点的に塗る
- 刷毛の毛の方向をランダムに当てる
です。
古い家具とかって、どうしてもぶつかりやすい角や出っ張った部分から塗料が剥げていきます。それを作り出したいので、重点的に塗って色を濃くする。色が濃い=ペンキが剥げてる感、だからです。
また、刷毛を一定方向だけに当ててると、毛の流れが見えてしまい不自然。いろんな角度から雨風に晒されたかのように刷毛をランダムに当てていくと、どっちから塗ったのかわからず自然な風合いになります。
ちなみに、アンティークメディウムを塗りすぎてしまったと思ったら、乾いていないうちにふき取ります。それか乾いた紙(新聞紙やチラシ)をぐしゃぐしゃにして、それで表面をガサガサとこするのも良いです。これは刷毛の毛の流れをうやむやにできるしオススメです。
素朴なギモン
アンティークメディウム楽しい♪…なんですが、ちょっとした疑問が。
アンティークメディウムって特殊な液…なのかもしれませんが、ペイント超初心者の私からすれば、ぶっちゃけ茶色のペンキと何が違うの!?と思います。disってるわけじゃありません。ただ素朴に違いがわからない。
これをべったりと塗れば茶色いペンキとして使えると思うし、逆に茶色いペンキをうえの方法で塗れば、アンティーク調になると思う。でも、伸びとか染み込み方がなんか違うのかもしれません。原料がどうとかわからないし、アンティークメディウムで全然不満はなくむしろ満足だけど、単純にそう思いました。
あと、かすれて塗るので、必要な量はごくごく少量です。もっと小さいサイズを出した方がいいんじゃないかな。他のミルクペイントと同じサイズは全然必要ないんじゃないかと思うのだけど、どうかなぁ?大きい家具だとしてもそんなに使わないような気がします。
でも、子どもと一緒に楽しくペイントできそうです♪うっすら塗料の付いた刷毛を子どもに渡して、思い思いに塗ってもらう。むしろランダムさが求められる作業なので、一緒にやったらきっと楽しいですよ。
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