mimoza note

八丈島に住む刺繍作家Mimoza SHOJIのブログ。

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アトピーと親の関係。

私は両親に大切に育ててもらったと思う。

 

一人っ子だったこともあり、愛情は全部もらった。

多くの時間一緒にいてくれて、家族でいろんなことをした。キャンプ、ショッピング、散歩、引越し、犬を飼う。

大学までちゃんと行かせてもらった。高校も大学も私立でお金がかかったのに。

ヴァイオリンも習わせてもらって、最後に買う大人のサイズのヴァイオリンはドイツまで買いに行った。海外旅行も連れて行ってくれた。

もちろん言い争いもしたけれど、最後には私が決めたことを尊重してもらえた。だから、娘のことを信じてくれているんだな、という実感もあった。何をしても父と母は私のことを嫌いになったりしない、とも思った。

 

 

けれど、私がアトピーを治した2年前。

他の人(複数人)から言われたことがある。

 

 

「ご両親との関係は良好だった?」

「お父さんはどんな人?」

「お母さんはどんな人?」

「勉強ができると喜ばれたりしなかった?」

 

 

「両親がアトピー体質であるか」とか遺伝的な話ならまだしも、親との関係性がアトピーにどう関係があるんだろうと思った。これを聞いた人の中にはお医者さんまでいて、「えーなんで!?」と最初は本当に驚いたし理解できなかった。

 

 

虐待とかはされたこともない。むしろ大切に育ててもらった。だから関係は良好。子どもが勉強できたとき、親が喜ぶなんて自然なことだし当たり前じゃない?何か問題あるの?と思った。うちには問題はないです、と。

 

 

 

でも、具体的なエピソードをぽつりぽつり思い出したり、人に話しているうちに、全然問題のない家庭ではなかったこと、むしろ心にしまい込んでいた部分がたくさんあることに気付きました。結果、それを自分で認識するようになってから私のアトピーは治りました。

 

 

 

だから、私が2年前から思い出してきたことを書きます。

それが私の心の中を整理するためでもあるし、

私の子育て・教育観にも大いに関係するからです。

 

また、周りのアトピーの人を見ていて、少なからず「親子関係に何かあるかもな」と思う方がいるからです。もしかしたら、私のアトピーが治ったように、その方のアトピーも治るかもと思うから。

 

 

 

誤解されると嫌なので、前もって書いておきますが、私は両親が大好きです

だから1ミリたりとも「アンタたちのせいで!!」なんて思わない。

「他の家に生まれたかった」とも全く思わない。両親があの二人で本当に良かった。

 

 

けれど、私のアトピーは親子の関係性が無関係ではない。

だから分析する。公開する。そして自分の子育てに生かす。

私は自分のためにこれを書いていますが、アトピーの誰かに役立つかもなという思いもあります。

 

 

それでは。

 

www.mimoz-art.com