マドレーヌちゃんシリーズは子どもの頃から読んでいました。
20年以上経った今、娘に読んであげていますが、パリに行きたすぎる私にとってはウハウハです(笑)ストーリーよりも絵や風景を見てしまいます。
小さい頃の感想
小さい頃は、正直この絵本の設定がよくわかっていませんでした。
- 保育園みたいなとこにいるのに、どうしてお家に帰らないの?
- 女の子だけ12人に先生1人で暮らしているの?
- おかあさんは?おとうさんは?いないの??
ただ、マドレーヌって子はちょっとおてんばで勇気のある女の子なんだなぁと思うくらい。
マドレーヌちゃんの絵本の設定
調べてみましたが、
パリの寄宿学校を舞台に、先生のミス・クラベルと
12人の女の子たちが織り成す夢と冒険の物語。
その絵本の主人公がマドレーヌです。
寄宿学校のお話だったんですねぇ。だから家族が出てこなかったんだ。
ちなみに舞台はパリですが、マドレーヌちゃんはアメリカ生まれみたいですよ。
江國香織らしさのある訳
初期に出版された本は、福音館書店から瀬田貞二さんの訳で出ています。瀬田さんは『指輪物語』や『ナルニア国物語』を訳した方。
が、1979年には亡くなっています。その後、BL出版から江國香織さんの訳で引き継がれたみたいです。
江國さんが瀬田さんに寄せたのかわかりませんが、瀬田さんの訳も江國さんっぽいし、最初から江國さんが訳したかのような訳文です。
こことか特に。
シンプルにそぎ落としてるんだけど、意味はちゃんと伝わるような。あのセンスは独特だなぁと毎回思います。
江國香織の小説が好きなので、ついそんな風に読んでしまいました。
絵本刺繍したよ!
さて、本題の絵本の刺繍。
またしても「かわいすぎる〜!!」と思い、図案としていただきました。
こちらの本は数ページしかなく、ストーリー性もそんなにないのですが(低年齢向け)、大きくハッキリした絵は刺繍にぴったり!
表紙のマドレーヌちゃんを、まずは黒い糸で縁取り。
マドレーヌちゃんシリーズは筆のようなタッチが可愛いなと思います。
だから、バックステッチだけではなくアウトラインステッチで太い部分を表現しました。
あとは色を埋めていきます。マドレーヌちゃんは5色しか使ってません。
完成がこちら▼
若干細身になってしまいました。。改めて絵本を見ると、もうちょっとふくよかだったなぁと。まぁいいか。これをどうするかというと…ワッペンにでも仕立てます。
マドレーヌちゃんは、お気に入りの絵本なので違う図案でまた刺す予定です。
ミスクラベルも刺したい!笑
公式ページがありました▼
イベントや、壁紙のダウンロードもできますよ♪
他にも色々刺してます▼