昨年から、娘の七五三詣りの着物は手作りしたい!と思っていました。
自作するために読んだ3冊▼
www.mimoz-art.com
その中で購入した本はこちら▼
手順が絵付きで分かりやすかったですよ。
本番前の練習として
着物作り自体にも興味があったので
まずは七五三とは別に作ってみました。
自分なりにいろんな素材とかも試してみて、
デニムとかも面白いなと思ったり。
でも、布のカットの時点で失敗してたり、
どこがどこと縫い合わさるのか理解してなくて、
やってみたら布が引きつってしまったり。。
2回ほど失敗してます。
着物の生地じゃないけどね!
夏に東京に帰った時、
tildaというメーカーの布を買いました。
tildaってガーリーでとってもかわいいんですよ!
Cath kidstonとちょっと似てる感じもありますが、もうちょっと淡い感じ。
ジャポニズムっぽい柄も多いんです。
扇型とか菊みたいなお花とか。
これ、どう考えても和風のモチーフよね?っていうやつ。
私が用意したのはこの布▼
Tilda & Friends / Lucille Ginger - 481228
この布を3m買って帰りました。7000円くらい。
もちろん着物用の布じゃなくて、普通のコットン生地なのですが
「素材はどんなのでもいい」というのが私の意見です。
自由な発想で作れば新しいものができる
もちろん和裁やってる方とかは「こんなの邪道だ!着物じゃない!」と思われるかもしれませんが
それより私は「柄が似合うか」「子どもにとって着心地が良いか」の方が大事かなって思ったんです。
それに今、デニムの着物とかも普通に販売されていますし、
ミシンで作る着物の本とかもある。
伝統的な着物だけど、自由な発想で作っていいんじゃないかな、と思いました。
異素材を使うことで進化したものっていっぱいありますよね。
柄の向きに注意!
本ではポリエステルの和柄の生地が推奨されていました。
ネットで探したら可愛いのがいっぱいあって、それも良かったな〜と思います。
コットンを使ったことで「しまった!」と思ったことが1点だけ。
それは、柄の向きがあること。
着物用の生地って上下の向きがなく、どちらにカットしても違和感ないように柄がいろんな方向を向いてます。
普通のコットン地は着物用に作られていないので、
こっちが上、こっちが下、という向きがあったりします(向きがない柄ももちろんあります)。
買った布も、どちらかというと上下がある柄。
そのため、本に書いてある通りに布をカットすると
前面は正しい向きなのに、背面が逆柄になる、という事態に…!
そのため、本来なら繋がっているところをわざわざカットしたり
少しレシピを変えなければなりませんでした。
そこだけちょっと失敗したなぁと思います。
直線はミシンで。
本では手縫いがほとんどなのですが、
着物って大体は直線縫い。
めんどくさがりな私は、ミシンでダーーーーーッと縫っちゃいました(笑)
その方が丈夫だし、何しろ時短だし。
どうしても手縫いじゃなきゃ難しい角度の部分だけ手縫い。
ひと針ひと針、手縫いで丁寧に仕上げるのも素敵だけど、
正直ギリギリまで作るの放置しちゃったもんで(笑)
(11月14日から始めました。作業時間、1日1〜2時間)
随分時間を短縮できたと思いますよ。
本当は被布も作りたかったんですが、挫折。。
草履などの小物はお友達にお借りしました。
手作りした良い思い出に♪
用語を調べたり、レシピを何度も読み込んだり、結構大変な作業だったのですが、やっぱり作って良かったなぁと思います。
作っている最中、娘も着るのをとても楽しみにしてくれていたし、
ネットでポチして選ぶより感慨深さもありました。
好みの柄でできるのも嬉しい!
七五三の季節、いろんな着物の子どもたちがいて見るのも楽しいですが
似通ってしまうこともありますね。
手作りした着物なら本当に1点モノなので、親としても良い思い出になりましたよ♪