私は、自分のアトピーを観察してきて、これも当てはまるなと思ったものがあります。
『皮膚むしり症』です。
記事の最後にもリンク貼っておきます▼
この方はニキビから行為が始まっていますが、
私はアトピーの症状が出ると、これに近い状態になります。
少しのかさぶたがあれば剥がしておきたいし、
今にも落ちそうなカサついた皮膚がある箇所は、とりあえず自分の身体から剥がしておきたい。
吹き出物ができていたら、中に溜まった膿を潰しておきたい。
そういう理由で掻いている。
これは「痒いから」掻くのではなく、その行為自体が快感だからやってしまう。
単なるアトピー症状だけでなく、『皮膚むしり症』の部分もあるなと思うのです。
アトピーの方に多い特徴
これは、たぶん私だけではないと思う。
私が観察する限り、アトピーの方って無意識に手が動いてしまうような特徴があって、どこか落ち着かないせわしない感じがあります。
こちらの記事にも挙げましたが、
掻くことが手の習慣になってしまっているような、また、焦っている時などに掻くことで少し自分を落ち着かせているような…
いずれにせよ、精神面での症状であるということが言えそうです。
アトピーは皮膚科だけでなく、精神科の領域
アトピーの原因は、一般的にハウスダストや添加物やなんやら「物質的なもの」が挙げられることが多いですが(もちろんそれもあるのだろうけど)、
私は半分は『心の病』だと思っています。
ご自身がふと「掻いている」とき、
“自分が今なぜ掻いたのか”
少し考えてみてください。
本当に痒くてたまらないから掻いているのか?
そんなに痒くもないのに掻いている場合、その行為により快感を覚えたり、落ち着く、とりあえず安心する人。
それは精神面からくる症状だと思います。
自分が何かを我慢していたり、ストレスを感じている部分がないか振り返るのも良いかもしれません。
アトピーは皮膚科だけではなく、精神科の領域からもアプローチする必要があるなと思う今日この頃です。
ちなみに私は「髪の毛を抜く」という行為も幼少期ありました。
「抜毛症」「トリコチロマニア」という病名がついていて、こちらの方がメジャーな病気ですね。
幼少期はこれが心の病気だとは知るよしもなかったのですが、ただ抜いている最中は抜くのが快感、というかつい集中してしまう感覚があったのは覚えています。
いずれも若い女性に多いそうなのですよね。。
どちらも見た目に影響するので、やってしまった後自己嫌悪→でもやめられない。という悪循環にはまりがちなのですが。