mimoza note

八丈島に住む刺繍作家Mimoza SHOJIのブログ。

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布おむつ育児2年目。メリットしか感じない。

3年前。

初めて子どもを授かったとき、それはもういろんなことを調べました。

つわり。食べ物の影響。マタニティヨガ。陣痛きたらどうするか。胎教は。ベビーサインは。。今思えばわからないことだらけすぎた。

その中で出会ったのが【布おむつ】でした。

 

 

 

 

 

最初にやろうと言い出したのは夫。

 

実は布おむつは夫が「使ってみよう!」と言い出したのです。

私は布おむつの存在を知っていたものの「や〜紙でいいっしょ。面倒だし。」と思ってました。

 


というのも私が赤ちゃんの時、布おむつで育ててもらったのです。
当時すでに紙おむつが主流だったらしいのですが、私の祖母が「おむつは布!」というタイプだったので、私は布おむつでした。

母によると「梅雨とかおむつが乾かなくて、おばあちゃんがアイロンで乾かしに来てた。」とのこと。それを聞いて、布おむつ=手間がかかる。というイメージが私の中に出来ていたのです。

 

だから妊娠中、夫が「布おむつってなに?」と言い出した時、「これこれこういうものだよ。でもま〜わざわざやることないんじゃない?」くらいの気持ちだったんです。

 

その会話の中で夫が、「布おむつにしようよ!俺、おむつ洗うよ!」と言い出しました。
今思うと神!!世の中のパパたちに聞かせたいくらい素晴らしいセリフ!笑
事実、夫はずっとおむつ洗いをしてくれました。今もやってくれています。

 

 

 

 

布おむつ生活2年目突入。


そんな感じで、夫の協力もあり、布おむつ育児も2年目に突入。
「洗ってくれるの?だったらいいかな♪」と始めた布おむつ。

 

今はメリットしか感じません。
あの時夫がやろうと言ってくれなかったら使っていなかったかもしれないなんて、もったいなすぎます。

今回は布おむつに興味がある方、これから赤ちゃんが生まれる方に、布おむつのメリットを思う存分紹介しようと思います。

 

 

 

 

1、経済的である

布おむつは紙おむつに比べ、圧倒的に経済的です。
紙おむつと違い、基本的には初期費用のみでOK。

1年目にかかった初期費用をざっくり挙げてみます。

  • おむつカバー4〜5枚…¥700程度×5=¥3500
  • 布おむつ12枚…¥1500
  • バケツ2つ…¥800×2=¥1600
  • 洗濯代(水道代)

 

つまり初期費用は約7000円程度。

 

また、2年目にして買い足したのは

  • おむつカバー
  • 布おむつ(吸水体)12枚程度追加

 

おむつカバーはサイズが小さくなったり古くなったりして、買い足しました。
BOOK・OFFに¥500くらいで新品が売ってたので、上手に買い足せば費用は抑えられます。

 

布おむつ(吸収体)の部分は、梅雨などに乾きにくく12枚では足りなく感じました。今は全部で30枚くらい使ってます。なので2年間、トータルで¥3000〜5000くらい。

この前、ヤフオクで布おむつを検索したら、使い古しのもの10枚くらい数百円で売られていました。おむつが外れた子のお母さんが売っているのでしょう。抵抗がなければそちらを買うのもテ。

 

 

初期費用以外にかかるのは水道代だけど…

水道代や洗剤はもちろんかかりますが、洗濯の回数が1回増えるくらいのイメージです。
そもそも赤ちゃんが生まれた時点で、赤ちゃんの肌着や食べこぼした洋服、スタイ、タオル類など、洗濯物は増えて当たり前。おむつもその一部だと思えば、たいした水道代ではありません。


嬉しいのは、おむつカバーも布おむつもバケツも、すべて初期費用でおしまいという点です!

紙おむつの場合、毎月買って捨てて買って捨てて…と毎月費用がかかりますが、布おむつの場合、一旦用意したらずーっと使い続けられるのです。

うちの場合、買い足した分なども考えると2年間で1万5千円くらい。大きく見積もっても2万円かと思います。

 

 

2、とにかくエコ!

私は繰り返し使えるものが大好き。
ゴミが増えないというのは、地球にも家庭にも嬉しいこと。

紙おむつだと、ゴミ収集の日までに溜まったおむつの置き場所とか、においとかが気になったりしますが、そういうことも一切考えなくて良いのです。

最近では、使用済みおむつのにおいがほとんど出ないビニールゴミ袋とかも売ってますが、それをわざわざ買いに行く手間もないし、費用もいらない。

 

 

3、子どもをよく観察するようになる。

布おむつは、紙おむつに比べると漏れやすいです(その点はデメリット)。

漏れる原因は

 

  • カバーが古くなって防水機能が落ちている
  • カバーがズレている
  • 吸収体である布のキャパを越える量のおしっこが溜まっている

この3点です。


古いおむつカバーは買い替えるとして、カバーがズレているというのは、赤ちゃんの動きによるものではなく付け方の問題。パパとママが慣れてくればこの原因はなくなります。

 

発達の段階やおしっこの量に個人差はありますが、紙おむつの場合6時間くらい同じものをつけていても持つことがあるのに対し、布おむつの場合2〜4時間ほどで限界値に達します。
そうすると、吸収できずに漏れてしまうので、どうしても紙おむつより取り替える頻度は上がります。

 

「めんどくさい…」

そう感じるかもしれませんが、この面倒くささは必要なものなんじゃないかと思うんです。

 

親としては外に漏れるのが嫌なので、「出たかな?そろそろかな?」とこまめにチェックしますよね。そうやって無意識に子どもをよく観察するようになるんです。


マメに観察するクセがついていると、ちょっとした変化にすぐ気付けます。

体調が悪いのもすぐ気付けるから、大ごとになる前に対処できる。
いつもより元気ないな、とか。足を気にしてるな、と思ったら虫刺されがあったり。


日々めまぐるしく成長していく姿を見逃さずにいられるっていうのも大きいです。

布おむつ使ってた方が親としての力量も上がっていく気がする。

 

 


4、子ども自身が排泄をわかる

よく言われる話ですが本当にそうだと思います。


紙おむつはずっとサラサラ。それを売り文句にしてますし。
布は濡れたら濡れます(笑)当たり前。自然なことですが。

 

だから子ども自身も「あ、でた」とわかるみたいです。
うちの子は、不快そうな顔で「ちっち、でた〜」と言う時もあれば、遊んでいたいときは(多分わざと?)黙ってます(笑)

 

おむつ外しが早い・スムーズってよく聞きますね。
うちはまだトイレトレーニングしてないのでまだわかりませんが、出たってことを自分で認識するのは結構大事だなと思います。

 

 

 

5、可愛いさが増す!おしゃれを楽しめる。

これは直接のメリットじゃないかもしれないけど、布おむつって単純に見た目が可愛い。紙おむつは薄くて動きやすさもあるかと思うけど、布おむつってある程度ボリュームが出ます。それが可愛いんです(笑)

 

 

 

紙おむつっていかにも「おむつ」感がありますが、布おむつはどちらかというとパンツに近いイメージです。海外のとか探すと見せたいくらい可愛いのもあって、子どもがつけてると本当に似合います。 

そういう動機で始めてもいいんじゃないかな。

 

 

うちは結構布おむつにハマってしまって、旅行先でも布おむつを使ったりしてますが、たいてい布おむつユーザーの方は紙おむつも併用してるみたいですね。

確かに、持ち歩きは結構かさばるし、出先で捨てられない・洗えない場合は使いにくいです。でも、特に新生児期や家で過ごすことの多い月齢の場合、布おむつは是非トライしてみてほしいなと思います。

 

使い方のコツなどもそのうち書きます〜