mimoza note

八丈島に住む刺繍作家Mimoza SHOJIのブログ。

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『八丈ハンドメイドマルシェ×大中美術部』コラボイベント大盛況!

日曜日に開催した『八丈ハンドメイドマルシェ×大中美術部』コラボイベント。
久々のハンドメイドマルシェが大盛況に終わり、感無量…!
来てくださった皆様、本当にありがとうございました。

今回のポスター。

大中美術部コラボのきっかけ

今回、なぜ大賀郷中学校の美術部さんと一緒にやることになったのか。


実は以前からハンドメイドマルシェのメンバーで、
『子どもが自分で作ったものを販売するイベントがやりたいよね』と話していました。

自分で材料を調達して、商品を作ること。
販売するための工夫をしたり、オリジナルのこだわりを持って商品を作ること。
商品の並べ方や宣伝の方法を考えること。

大中美術部の生徒さんが作った作品


何かものづくりを仕事にする子も出てくるかもしれないし、仮にそうでなかったとしても、それらは立派な経験値になる。
将来の自分の仕事を考えていくヒントやきっかけになるかもしれない。

そういうことが、子どものうちからできたら良いよね、という話をかなり前からしていました。



ただ、”子どもが頑張っているから(お情けで)買ってあげる”というのが強すぎては意味がない。
もちろん、少なからずそういう気持ちもあるとは思うけれど、あくまで作品のクオリティを見て買ってほしい。
きちんと販売に値する作品で、お客様に『素敵だから買う』という動機で買ってもらう体験がベストだと思う。



…そういうことをあれこれ考えている時に、大中美術部の顧問の先生とお話しする機会がありました。
ちょうど先生も『生徒たちに販売やワークショップの経験をさせたい』という思いがあり、だったら一緒にやりましょう!と話が進み、今回のコラボイベントの開催に至ったのです。



打ち合わせの際、『この売上金は東京へ行く資金にしたい。画材店や美術館に行ったりして、島ではできない経験をさせてあげたい』という考えもお聞きしました。
運動部は試合の遠征費が学校の予算から下りることが多いけれど、美術部のような文化部にはなかなか予算も回ってこない現状。また、美術館や博物館がないため、なかなか本物を観て目を養う機会もない。


それらを自らの経験で稼いだお金で実現できたら、どんなに素晴らしいことか!
自分たちが一生懸命活動して得たお金。
学校の予算や親から出してもらったお金では感じ得ない重みがあることでしょう。
稼ぐことも経験になるし、使うことも健全。
これは絶対イベントを成功させなくては!と思いました。


ハンドメイドマルシェも久しぶりの開催だったので、今までやっていなかったことをいろいろやってみようということになりました。


顔はめパネルを作ってみたり

垂れ幕や窓の飾り付けも♪



なんだか大人の文化祭のようで楽しかったですよ!
底土の船客待合所をお借りしたのも新しい試みでした。



当日は大盛況♪


正直なところ、忙しかったためイベント中の写真があまり撮れていません。
私は『八丈島養蜂園』として、年内最後の蜂蜜販売もしており、ワークショップにお客様対応に、娘たちのお世話に…とてんやわんやでした。
無事開催できて、あんなにもたくさんの方に来ていただけて本当に嬉しかったです!



次回の目処は立っていませんが、これからも八丈ハンドメイドマルシェを継続して開催していきます。
この度は、ご来場いただきありがとうございました!