mimoza note

八丈島に住む刺繍作家Mimoza SHOJIのブログ。

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八丈ハンドメイドマルシェ:子どもたちとこれからのこと

先日12/8に底土船客待合所で開催した『八丈ハンドメイドマルシェ』。
1年ぶりの開催で、たくさんのお客様にお越しいただき本当にありがとうございました!

今回のポスター

子ども作家さん

今回は新しい試みとして、「子ども作家」さん枠を設定。
中学校の美術部を中心に、自分の作品を販売したい子を募った結果、子ども作家さん11名が「やってみたい」ということで、大人も合わせると23名の参加となりました。


底土船客待合所の3階。海も見えるし明るくて開放的。


子ども作家さんは初めて自分の作品を販売する子ばかり。

事前に各学校へお邪魔して、どんな作品を販売する予定か教えてもらう打ち合わせをしていました。


POPを書いた方が売れること。
什器を使って高さを出すディスプレイ方法。
買ってほしいお客様に合わせた値段設定や商品展開。
材料の調達方法。
守らなければならない著作権のこと。
屋号や作家名も考えてもらいました。


大人メンバーとは異なるジャンルの作品も多く、どんな作品を作ってくるのか当日までも本当に楽しみだったんです。

レジンキーホルダーの子。


当日は本当にびっくり!最初からこんなにクオリティ高く準備してくるとは!
POPひとつ描くにも、いろいろ工夫したんだろうなと想像できるものでした。

注目していたゼンタングルアート。一点物のほか大人も楽しい塗り絵。


いつも作家毎に商品を並べていますが、「子ども」と「大人」で区別したくなかったので、あえて大人作家と子ども作家で交互になるように配置しました。
お客様からも「え?どれが中学生の作品なの?」と聞かれ、作品販売が初めてとは思えない見事な作品とディスプレイだったと思います。
生徒の自主性を大切にしながらも、生徒たちへの連絡やご指導をしてくださった先生方。本当にありがとうございます。


黄八丈糸を使ったキーホルダー。島らしくてGOOD!
折り紙アクセサリー。来年の干支も季節感があっていいですね。
絵画を販売した子も。これ、ハンカチの柄にしたら楽しいですね。


ワークショップも過去最多の8種類開催しました。
各中学校のワークショップに加え、ハンドメイドマルシェの大人メンバーも5組がワークショップを開催。
おかげで始終会場は賑わっていました。

ミニチュアパフェキーホルダー作り。これ私もやりたかった。

ものづくりって材料だけでなく道具も用意しなきゃならないので、何かやろうとすると結構手間がかかるのですよね。
その点、ワークショップは短時間でできるようあらかじめ準備がしてあって、手軽に体験ができます。
私も普段やらないジャンルのワークショップにはちょくちょく参加しています。

会場はあたたかい雰囲気でした。

これからのこと

これからも島のハンドメイド子どもたちと関わり合いながらマルシェを運営していこうと思っています。
今回は、ご縁があって中学生に声かけしましたが、ゆくゆくは小学生や高校生など、やりたい子が誰でも挑戦できるような土台作りもしていきます。
来年からちょっと新しい計画もしているので、年明け以降ご案内できるかな。




大人も子どももたくさん刺激をもらえたマルシェ。
来てくださった皆さん、参加した子たちやご家族の皆さま、運営に協力してくださった先生方やいつものメンバーの皆さんも本当にありがとうございました!



▼1年前の開催記事。
www.mimoz-art.com