mimoza note

八丈島に住む刺繍作家Mimoza SHOJIのブログ。

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デニムお直し。ハギレを繋いで。

5年前くらいから近所の商店に頼まれて、ズボンのお直しの仕事をしている。

その商店で購入したズボンに裾上げが必要な場合、お預かりして指定された長さにまつり縫いする。

仕事用や葬儀のためのスラックスは、端をロックミシンでほつれないよう整えてから手で纏っていくので少し時間がかかる。

作業着やデニムなら、三つ折りしてミシンで仕上げるので楽だ。

 

 

この仕事は一回も依頼がない月もあれば、8件くらいの依頼が立て続けに入ることもある。

衣替えの4月と11月に依頼が多い印象。

今月は特に多かったなぁ。

 

 

スラックス等を切った部分は、ウエスにして家の掃除に使った後捨ててしまうのだが、

デニムのお直しの場合は切れ端を保管している。

デニムは丈夫で好きだし、繋げてリメイクすると楽しい。

 

 

今日作ったのはこれ。

娘のテーブル椅子の座布団カバー。

 

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カバーのない状態だと洗えない本体に直接汚れがついてしまうし、柄がいかにも座布団!という感じであまり好きではなかったのだ。

 

 

椅子から降りるたびに座布団も落ちるのも気に食わなった(それを娘も拾わないし)。

落下防止のための紐は、デニムの裾の三つ折り部分をそのまま使用した。

長さもちょうど良い!

 

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本当は裏の方がツギハギ感があり気に入っているのだが、入れ口もあるのでこちら側は見えない。

まぁ表も使っていくうちに色が変わっていくだろうし気長に待つか。

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食事テーブルなので、カレーやミートソースがこぼれて落ちなくなることもあるし、

小3の娘は書道が始まったため墨が付くこともあるだろう。

そんなときはまたストックしているデニムハギレを重ねて縫い付け、補修していきたい。

デニムは経年劣化も味が出る上、補修も様になる。

とにかくデニムは優秀である。

 

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今回、デニムお直し10名分くらいのハギレを使用した。

またコツコツとストックし、今度は小窓のカーテンを作りたいと思っている。