よく「どこのミシン使ってますか?」と聞かれます。
私が普段使っているミシンはこちらです。
brotherコンピューターミシン/アニュドールブランⅡ
こちらがすべてのミシンの中で優れている!という訳ではありません(そうかもしれないけど)。ブラザーさんの回し者でもないのであしからず笑
ただ、コスパがすごく良いミシンだと思います。買った当初(4年前)は、本格的にやるつもりはあまりなく、子どものスタイとかお洋服を作ったりできればいいかな〜という感じで買いました。頻度も月に1、2回使えばいいかな、と思っていた(当時は働いていたので)。
実際楽しくなってしまい、現在は週4〜5くらい使っているので、家庭用ミシンとしてはそこそこ酷使されている方だと思います。でも全然壊れません。というか、ミシンは使い続けてあげた方が壊れないような気がします。身体と一緒ですね、使わないと機械と言えど鈍るんです。
ミシンとしては安い方!
比較的安いミシンなのですが本格的じゃなくて物足りない、ということは全然ありません。きちんと正確に動いてくれるし、厚みのあるジーンズ生地なども縫えます。家庭で使う分には十分だと思います。
私が当時このミシンを選んだ理由は、手芸用品店大手のユザワヤさんが推しているミシンだったからです。ユザワヤさんがやっている手芸スクール【ユザワヤ芸術学院】さんでも使っているそうで、これなら失敗しないだろうと思って買いました。笑
ミシンについて詳しくなった今でも、同じような機能を持つ他のミシンと比べてみたりしますが、やっぱり安いし良いと思いますよ。
ちなみに値段の話をすると、一般的な家庭用ミシンだったら
- 1万円以下だと保証の面などで不安。ちゃち。
- でも3、4万は出さなくていい
と思います。高いミシンはいくらでもありますが、使用頻度に見合うかどうか検討しましょう。月に1回使うか使わないか(もしくはそれ以下)だったら、間違いなく3万以上出すのは損です。知人が他メーカーさんで同じようなスペックのものを買ったのですが、値段は3万5千円くらいだったので、それを考えるとコスパが良いミシンだと思います。
ただ、5万円程度までなら安いミシンに部類されると思います。本当に高いのは10万…どころの話ではなく50、60万するので、それに比べたら5万円くらいは安いかなと。要は買う方の予算にもよります。
軽くて出し入れしやすい
ミシンて結構ずっしりしたものが多いんですよね。
でも重い=悪いということではありません。
重い=厚い生地もガンガン縫える、という印象があります。重さが馬力に比例するイメージ。だから職業用ミシンとかめっちゃ重いです。
でも、家庭で使う場合、普段押し入れなどにしまっておく方が多いと思います。
で、使うときに出して終わったらまたしまう、ということになりますが、重たすぎるとそれがストレスになってしまうんですね。
使いたいけど出し入れめんどくさ〜い…とミシンを使うのが億劫になってしまっては、タンスの肥やしになるだけで、せっかく買った意味がないので【重さがどうか】という点も案外重要です。
また、値段の話に関連しますが、重い=高いという関係性は少しあると思います。
「良いミシンを買いたいから5万円以上で探そう。でも軽いのじゃなきゃやだ」っていうのは、なかなか難しいです。5万円を超えるとそれなりに重量が出てくるものが多いので。でも、重いミシンの方が縫い目は安定しています。ただまっすぐ縫うんでも、微妙にガタついたりすることがない。販売を考えている方などは、値段が安すぎず、適度に重いものを買っても良いかも。
私は普段、押し入れには入れずに机の上に置いておき、電源を入れれば使える状態にしてあります。でも、子どもが寝ているときなどは音が気になるので、隣の部屋に運んだり、冬はこたつでやったりするので、やはり持ち運びが手軽なのはとてもありがたいです。
ちなみに、以前住んでいた家では、押し入れの2段目をミシン台として使っていました。押し入れの前に、椅子を置くとちょうど良いんですよ(笑)
使わない時は、扉をしめるだけ。
【70種類】縫い目の種類が豊富!
縫い目にはいろんな種類があります。例えば直線縫いとか、ジグザグ縫いとか。
このミシンの特徴でもあるのですが、なんと縫い目の種類が70種類もある!豊富!この価格帯でこれだけの種類の縫い目ができるミシンはあんまりないです。
た だ し、
実際、このほとんどを使わない!!!(笑)
私が普段使うのは、直線縫い2種類と、ジグザグ縫い。以上。あとは正直ほとんど使っていません。なぜかというと、柄のある布を使うことが多いから。可愛い生地の布を使っていると、その柄を活かすべく、縫い目はなるべくシンプルなものにしたくなります。だからまっすぐ縫いしかしない…ただ、無地の布に目立つ糸で面白いラインの縫い目を使うと、可愛いです。刺繍のように遊んでみたいという方には嬉しい機能だと思いますよ。
その他のメリット
安い、軽い以外にも気に入っている点はいっぱいあって、
- エラーの場合何が原因かエラーメッセージが出る
- フットコントローラーを使わずにボタンで操作できる
- 糸通しがしやすい
- 糸が絡まることがそんなにない
などが挙げられます。
エラーメッセージ
ミシンが何らかの不具合により機能しないとき、何が原因で動かないのか教えてくれます。エラーの種類は6種類で、「ピピピ!」という音とともにE1〜E6のどれかが画面に表示されます。
フットコントローラー
私の世代(アラサー)だと、学校の家庭科のミシンって足踏みで調整するタイプが多かったと思います。あの足踏み(フットコントローラー)が難しくて、踏み込み過ぎると縫う速度がめっちゃ速くなるし、ビビってそーっと踏むと動かなかったり(笑)それで「ミシンいやだ、難しい」ってなっちゃった方も多い気がします。
今、ほとんどのミシンが手元のボタン一つで操作できます。
- 縫い始め=ボタン、ピッ!
- 縫い終わり=ボタン、ピッ!
- 返し縫い=ボタン、ピーー(長押し)
です(笑)だから小さい子でも使いやすい。さすがにうちの娘(2歳)はまだ無理ですが、私と一緒にいるときはボタンを押させてあげると喜びます。
電源も布のセットもマスター。糸置く場所もスタートボタンも知っている。ミシン操作できちゃう日も近い。#ミシン #使えるかな #もうすぐ2歳 #よく見てる#らくがきもした
速度も、速度レバーで調節できるので、めっちゃゆっくりでもいいし、慣れたらちょこっと速度を上げたり、細かな調整ができます。
自動糸通し機能
地味〜にストレスとなる糸通し。
これに関しては、他社メーカーで自動糸通し機能がついているものもあるので、それの方が楽っちゃ楽です(ボタン押せばいいだけ)。ただ、このミシンにも通しやすくするレバーみたいなものが付いていて、それを使えば自力でやるより楽に通せます。私はこれで別にいいかなと思ってます。
強いて言えば、気になるところ
不満な点はほぼないのですが、しいて言えば
直線縫いの縫い目がまっすぐでないことがある、という点でしょうか。ガタガタ、ということではないです。本当に些細な0.05mmほどのズレなので気にならないレベルなのですが、ハンドメイドで何かを販売する場合にはやっぱり縫い目はまっすぐキレイな方が良いかなと思います。
おそらく、ミシン本体が軽いことが原因なので(重いミシンの良い点はここ)、使い勝手や予算をとるか、縫い目の綺麗さをとるか、自分にとってどちらを優先させるか考えた上で決められるとよいです。
ご自分のハンドメイドを楽しむだけなら全然問題なし。
几帳面な方や、販売を考えている方は、もう少し値段のグレードを上げても良さそうです。
ネットで買うのが便利
ちなみに私はネットで買いました(上の通り楽天で)。運ぶの大変ですし。
一応買う前に、近所のユザワヤさんに行って実物をみて決めましたが、その時は他に置いてあったのも良さそうだったけれど、みてもよくわからなかったし、もう決めちゃわないと迷って買えないやと思って、さっさとネット注文しました。
家で待っていれば届くし、ポイントも貯まるしオススメです♪
ミシン選びにおすすめのサイト
ミシンの種類や解説について色々読んできましたが、こちらのサイトがすごくよくまとまっています。
- どんなミシンを選んだら良いか
- 価格帯は
- この機能にはどんなメリットがあるか
などなど分かりやすく書いてあるので、解説ページが特におすすめ。
私の使っているミシンはありませんが、目的別、メーカー別、価格別にミシンが探せて大変良いです。
送料も1万円以上なら無料。っていうかたいてい1万円は超えると思うので、そこはいいとして、保証がしっかり付いているのも安心です。
手芸屋さんで直接ミシンを買うのも良いですが、ミシンに精通している方がいるとは限らないし、一部のメーカーのみをおすすめして来る場合もあります。
その点、ミシン専門店であるこちらのサイトは、いろんなメーカーを網羅していてその上でメリットのあるものを教えてくれています。自分で納得して購入できるのでおすすめです。