最近『スギナ』がすごいことに気づきましてせっせと採りに行っています。
これです。
つくしが生えて、そのままグングン育ったものがスギナ。
空き地とか河原とかどこでも見かけますよね。
雑草としてスギナ専用の除草剤まであるほど嫌われ者のスギナですが、実は超優秀な薬草です。
ガンをはじめとした難病にとても効果があるのです。
スギナを煎じて飲むだけで、多くの病気に効き目があるのです。
ガンや糖尿病・腎臓炎・結石・カリエス・肝臓病・胆のう炎といった難病にも驚くべき効果があります。
『薬草の自然療法』東城百合子著
傷やアトピー性皮膚炎にもスギナはよく効きます。
生葉をすり鉢で潰してそのままパスターにして患部に貼ってもよく、青汁をそのままつけても良いのです。
これで長年苦しんだアトピーが治った人の例は多くあります。
かゆい吹き出物やかさぶたにも、スギナの煎じ汁で洗ったり、湿布するとよく、ひようそ・カリエス・爛れた傷・ガン性腫瘍にも効きます。
スギナにはマグネシウム・カリウム・ナトリウムといったミネラルが多く含まれています。
そして特にケイ素が豊富で、3〜16%も含まれているのだそう。
ケイ素はミネラルの一つ。
成人1人あたりの珪素(けいそ)消耗量は、1日10~40mgですが体内で作り出せないため、食物などから摂取する必要があります。
あわや人参、ほうれん草、ウコン、玄米などにも多く含まれています。
日本ではあまり馴染みがないですが、ドイツでは必須栄養素として注目されているそうですよ。
もうスギナを採らないなんてバカなんじゃないかと思うほどです(笑)
セイタカアワダチソウ同様、嫌われ者の雑草にもすごい力があることを知ってもっとみんなが活用したらいいのに…
さて、スギナは最初から水分が多くないので乾燥させやすいのも嬉しいですね。
剪定バサミとか要らずめっちゃ採りやすいし。
こうして掴んで...
引っ張る。
ほろほろっと採れます(笑)
葉っぱを乾燥させてお茶にしたり、やり方は色々ありますが私は生葉のまま洗濯ネットに入れて煮出して、半分は飲んで半分はお風呂に入れています。
薬草茶と薬草風呂。
かなり鮮やかな黄緑色で、クセはそんなにないです。
やや青臭い感じが気になる方は、焙煎させたり他のお茶とブレンドすると良いと思います。
1週間くらい試した私の感想として
・むくみが消えた
・肌の赤みと腫れが引いた
・かゆみが和らいだ
というのをめちゃくちゃ感じました。
自分では普段からそんなにむくんだ感じはなかったんですが、スギナを飲み始めて「あれ?お腹や足がシュッとしてる」と気付き、あ、これは普段むくんでたんだなと(笑)
スギナは利尿効果があるといいますから効果抜群だったのでしょう。
自然療法はじわじわと効果の出るもの。
市販のお薬のような即効性はない場合が多いですから、引き続きスギナを試していこうと思っています。
セイタカアワダチソウよりスギナの方が商品化されてるものも多く手に取りやすいですね。
お茶はもちろん
パウダーとしてお料理に混ぜたり
タブレットも摂取しやすいですね。
でもせっかくそこら中に生えてるんだから、お散歩がてら自分で採るのが楽しいですよ。
除草剤の撒かれている場所や犬の散歩道だけは避けましょう。