今朝、まだ人気の少ない海辺の砂浜に夫を埋めてきました。
午前9時。
ダイビングの観光客が来るのは10時頃だし、岩陰に埋めたのでそんなに目立ってはいないと思う。
シャベルで人型に掘った穴に、夫の身体を横たえる。そして急いで乾いた砂をかけて埋めた。
穴を掘らずに砂だけかけると、時間と共に風で砂が吹き飛ばされ、粗末な着衣しか身に纏っていない夫の身体が露出してしまう。
今日は風が強かったが、念入りに砂をかける。砂から出ている部分がないよう、注意深く、念入りに。
顔にかけるのは忍びなかったので、タオルで覆っておくのみにした。それが正解だったかどうかはわからないが…
ただ、そうすると、砂から夫の顔だけ出ている状態。すぐ人にバレてしまうのはマズイ。
傘を開き、枝の部分を砂に埋めて固定した。風が強かったので飛ばされそうだ…砂で固定した部分にさらにスコップを置いて重石にした。これなら大丈夫だろう。
散歩中のおじいさんが不審そうに見ていた気がしたけど、砂で山を作って遊んでいる観光客を装った。娘もいたから自然に見えたはず。幸い、すぐに立ち去ってくれたからきっと大丈夫…だと思う。
10分ほどで夫を埋め終えた。
すぐにその場を立ち去るべきか迷ったが、子どもと海に来ているのに10分かそこらで帰るのは逆に不自然だろう。誰が見てるかわからない。少し離れた波打ち際で、娘とお昼まで遊んだ
12時頃、自転車で家に帰り、ご飯の支度をする。
料理をしていても夫の様子が気になってしまい、つい上の空になってしまう。
誰かに発見されていないだろうか。
傘が風で飛ばされていないだろうか。
足にかけた砂が少し足りなかったんじゃないか。。
どうしても気になってしまい、13時頃砂浜に戻って来てしまった。
犯人は現場に戻って来る、というがその心理がようやくわかった。
戻らざるにはいられないのだ。
夫を埋めた岩陰を恐る恐る覗く。
すると夫の変わり果てた姿が。。
はい。
もちろん砂浴の話です(笑)
でもホント、人に砂かけてると、死体を埋めてるような気分になります(笑)
去年、私のアトピーが砂浴でスピーディーに治ってしまったのを、間近で見ていた夫が「俺もやりたい」と言っていたので、今年は夫を埋めてみました。
夫は特に大きな病気はないのですが、たまにじんましんが出たりすることもあるくらい。まぁ未病対策も兼ねて。
今日は天気が良く、気温は18度くらい。
砂も乾いていたので絶好の砂浴日和でした。
上の文章の青い文字にしたところは、砂浴をやる上でのポイントや細かいコツなので、砂浴の記事とあわせて読んでみてくださいね。
▼砂浴のやり方
身体に砂をかけてる最中、風に乗った砂が顔に飛んで、目に入ることがあるので、寝転んだらすぐに顔にタオルをかけてしまうと良いです。眩しさ対策にもなるので。
乾いた砂、というのも大きなポイント。濡れていると冷たくて、身体が冷えてしまうのです。
あと、傘はすぐ飛ばされがちなので、ホントに深く埋めてくださいね。
夫の感想
- 部分的にかゆかった。腕と脇腹が特に。
- ずっとかゆいというわけではなく、波がある。かゆくなっておさまってを繰り返す感じ。
- かゆみと砂の圧迫感で眠れなかった。
- 砂から出た後、上半身にじんましんがブワッと出た。かゆい。
- 夜はよく眠れた。
だそうです。
夫が砂から出た後のじんましんは、確かにすごくて「うわぁかゆそう!!」という感じでしたよ。
明日もやるのでまたレポートします♪