インスタに投稿したこちらの写真。
今年4月に投稿したものですが、未だに反響があって、コメントやDMをくれる方がたくさんいます。
アトピーで苦しんでる人ってやっぱり多いんだなぁ。
私にとっては、アトピーはもう過去のもの。
というか自分で扱いきれるものになったと思います。
これから先も、肌に出やすい体質というのは変わらないから、またアトピーが再発することはあるかもしれない。ストレスとか不摂生とかね。
でも、もう治せるぞ!と思っています。
数年前までは「一生治るはずない。ステロイドはずっと使っていこう」と思っていた私が、すごい進歩です。
最近、手芸の話が多めでしたので、またアトピーの話を少し。
インスタで質問があった「白色描記症」のこと
こんな質問を送ってくださった方がいます。
脱ステして1年ほどですが、なかなか良くなりません。
“白色描記症だと、アトピーは治りにくい”というのを聞いたのですが、どう思いますか?
このような症状はありましたか?
こんな内容のメッセージでした。
実は私、この質問をしていただいて初めて「白色描記症」というのを知ったんです。
最初、「なんだろう??アトピーとは別の合併症を起こしている方なのかな??これは私の答えられる話じゃないんじゃ…?」と思ったんです。
わからなかったのでネットで検索しました。
白色描記症とは
発赤した皮膚をなぞると、しばらくしてなぞったあとが白くなる症状。
(引用)http://dermaamin.com/site/atlas-of-dermatology/22-w/1531-white-dermographism-.html
アトピーの人は、肌を爪やとがったもので引っ掻くと、白い線が描ける。経験している人が多いと思います。
あ、皮膚表面が乾燥していて白く粉っぽく線が残るのとは違いますよ。
爪を抑えたら白くなるように、皮膚を引っ掻くと肌の色が白く抜けるようになる現象です。
表面的にはアトピーの症状が出ていない場合でも、すこし肌が赤みを帯びている場所だと、押したり掻いたりすると白くなり、しばらく白い状態が続くので、うまくやれば字を書いたりお絵描きできたりもします。子供の頃だとそれで遊んだりして。
あーーー!!わかる!!
アレね!アレ!!!!笑
実は私も白色描記症だったんです!!笑
今気付いた〜〜〜ってかあれって名前があったのね!!
質問者の方、本当にありがとうございます。
ひとつ知識が増えました♪
掻いたり押したりすると肌が白くなる
アトピー治療中(脱ステロイド中)、お肌を掻くと、数秒後にスーッと掻いた場所が白くなるんです。掻くだけじゃなくて、ぎゅーっと圧を加えても白くなりました(ツボを指圧したらなった)。
「白くなる」っていうのは、例えば冬場とかに乾燥したお肌を掻くとパサパサと粉をふくような表面的な白さじゃないんです。
もっと皮膚の奥の方で、掻いたところだけ血の気がなくなるような。←これはちょっと言い過ぎかもしれないな
皮膚の赤みがあるところが、掻いた直後から10秒くらいだけ赤みが消えて白くなる、というか。
不思議な現象なんですよね。
私は結構、おでこ全体が赤く腫れていたんですけど、鏡の前でおでこを掻いたら、数秒後に爪の跡が白くなったんですね。
うわ〜なにこれ、おもしろ〜い!
と思って、わざと掻いてみたりしました(笑)
白くなったお肌=赤みの消えたお肌
つまり、治ってるみたいに見える♪
と、その時は思っててちょっと嬉しかったというか(笑)
もちろん、正常なお肌だったらこんな風に掻いた場所が白くなるなんてことはないわけですから、「まだ普通の状態ではないんだな」とは思ってたんですけど、まさか白色描記症なんて名称があるとは知らず。ただお肌の変化を面白がってました。
思い返せば、脱ステロイドし始めて2週間後〜3ヶ月くらいは白色描記症だったわけです。
最後の方は、皮膚はもうほとんど良くなっていて湿疹も全然なくなったんですが、それでも掻いたり圧を加えた部分が白くなる現象だけ続いてました。
白色描記症でもアトピーは治る。全然治る。
ネットで調べてみて、確かに「白色描記症だと治りにくい」的な記述をいくつか見つけました。
ただ、私はそれでも治ったんですね。
だから、「どう思いますか?」と聞かれたら、「全然問題ないと思います♪じきに治りますよ」というのが答えです。
っていうか、アトピーってそもそも治るのにそこそこ時間はかかってしまうと思うので、白色描記症があったとしてもなかったとしても、そんなに焦らないで気長に構えてた方が良いんじゃないかな。
病気の名称を知らなかったから治ったのかも?
有名な話で、“欧米人は「肩こり」という言葉がないから肩こりにならない”ってやつがありますよね。
そういう面はあると思います。
私が治療中にもし、白色描記症という名称を知っていたら、同じようにネットでその症状について検索したでしょう。
で、「白色描記症だとアトピーは治りにくい」って記述を読んだとします。
あぁ…そうなんだ。私って治りにくいんだ。。
と、思うでしょう。
それが暗示というか、潜在意識でそう捉えた瞬間、本当にアトピーはなかなか治らない。そういうことってあると思います。
だから私は、質問をしてくれた方に「全然気にしなくて大丈夫ですよ♪ちゃんと治る力をあなたはもってますよ。大丈夫大丈夫!」とただ伝えたい。
その方が「え…でもネットにそう書いてあったし、やっぱり治りにくいんじゃ…」という思いがなくなって、
「へえ〜この人が治ったんなら、私も治るよね!気にしなくていいんだ♪」と思えるようになるくらい、強く伝えたいのです。
実際、私は白色描記症でも治ったわけだから、本当にそう思ってるしね。
「治る」という意識と、少しの突破口
「白色描記症だと治りにくい」という意識が消えて、
「アトピー?治る治る♪」と思えるようになったら、おそらくそれだけでも治る人はいると思う。
それだけ「治る」という意識は大事。
で、それでももうちょい長引くようだったら、もう少し変化を与えてあげると治りやすくなると思います。
例えば、
- ジャンクフード一切やめてみる
- お菓子やジュースをやめてみる
- 乳製品とかお肉をやめてみる
- ファスティングしてみる
- 化粧水とか保湿をしないでみる
- 運動する時間を毎日作る
- セイタカアワダチソウのお風呂に入ってみる
- 塩で身体を洗ってみる
- 砂に埋まってみる
とかね。
頑張って1ヶ月くらいは続けてみると、変化が自分でも見えると思います。
あ、ちなみにこれらは「治るまで」でいいと思う(笑)
「私はアトピーだから、もう一生ジャンクフードも甘いおやつも禁止!」とか
「アトピーなのにお肉食べるとかいけないコ!」とか
「運動は絶対毎日1時間以上しないとダメ!サボるなんて、その程度だったってことじゃん」
とか考え出すと、ルール違反した自分を責め出すし、治っても楽しくなくなるから(笑)
治ったらむしろ、ジャンクフードもお菓子も食べていいし、美白化粧水とかコラーゲン美容液とか使っていいし、お風呂だって普通でいい。
私だって、セイタカアワダチソウなんてもうお風呂に入れてないです。ってか上に挙げたこともうやってない(笑)
もちろん限度はあるけどね。
治ってからも、またぶり返さないように控えめにした方が良いけど、ハメを外したとしても気にしなくて良いと思う。あ〜美味しかった。あ〜楽しかった、でおしまい。
ただ治るまでの間、どれかちょっとでもストイックにやってみると、グンと治るのがあると思います。それが自分に合った方法だし、少しの頑張りが突破口になると思う。
それでもダメなら心の問題
食べ物とか肌につけるものとか入浴法とか、それらを頑張ってるけど一向に良くならない、って人は心を見つめることで治る可能性があります。
私の場合は、親子関係を見直しました。
もう結婚して、両親とも別々に住んでるけど、小さい頃の思い出とかで引っかかってる部分があったんです。
母が統合失調症だったこと。子どもなりに気を遣ったし、不安もいっぱいあった。
そのせいで両親が不仲だったこと。言い争いはとても怖くて、二人がどうか離婚しませんようにと何万回も神様にお願いしたこと。
そういうことを今まで乗り越えてきたし、大人になってもう大丈夫になったはずなんだけど、身体の奥底で記憶はしている。
大人になってからでも思い起こしてあげるだけで、わだかまっていたものがなくなる。
自分自身の記憶の中の作業なんだけど、それをやることで不思議とアトピーも治っていくんです。
病気って奥が深いよね。
私が心の面を見直した時の記事はこちら▼
少しでも、皆さんの考えるきっかけになれば。
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